今回、銀座に出店しても、我々3人は、銀座ではサロンワークを一切しません。
いわば、完全に任せるかたちでやって行きます。
そのトップとなるのが、ディレクターの河野君と、スタイリストの秋葉さんです。
2人は、現在のGARDENの売り上げNO1,2です。
「あえて、銀座に移動しなくても・・・」というのが普通の考えです。
今回、確かに物件のご縁が銀座にあったのですが、そうでなくとも、表参道、青山ではなく、銀座、丸の内といった、ここ以外の場所を意識していました。
その理由は、時代性や、マーケティング、今後のブランド構想など、我々の立場で考えた経営戦略ももちろんあります。
でも今回の出店の最大の理由は、「表参道ではない、あらたな場所から、あらたなヘアトレンドの発信源になるようなお店をつくりたい!」という、河野君と秋葉さんの想いをかたちににすることでした。
「常にメジャーサロンが生まれ、トップを走り続けてきたこの表参道ではなく、新たな街でそれを越えていきたい」「銀座を、表参道と同じくらいの発信源にしていきたい」「その先頭を走りたい」
自分達も、「先輩達が創ってきたものを越えていきたい」いつもそう想ってきました。
だからそれと同じ想いの彼らの気持ちは、すごくよく解ります。
「スタッフの個性が活かされること」
「スタッフの望むお店をつくること」
そう言い続けて来たGARDENにとって、彼らの夢を実現することは、何よりも最優先しなければいけない、多少のリスクはあっても、トライしなければいけない、大切な一歩でした。