vol 248 螺旋階段 

銀座のオープンに向けての準備と、12月という繁盛月に向けての対策。

また来春にはGARDENのカタログを出すことも決定し、一人一人にいくつもやらなきゃいけないことが満載です。

 

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美容師が登らなきゃいけない階段というのは、螺旋階段のようなものです。

まずは当然技術やデザインを勉強して、自分自身が美容師としてレベルを上げなければいけません。

でもそれだけではダメで、自分がいい仕事、上の仕事をして行こうとすると、今度は後輩も育てていかなければいけません。

 

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でも技術だけでいいか?といえばもちろんそんな事は無く、接客業としてのマナーや、お客様に対する環境作りも考えなければいけません。

こうやって、技術(デザイン)→教育→サービス(接客)→また同じ事の繰り返しまたは、教育→広報→サロン運営→また同じ事の繰り返しなんていう様に、お店によって若干の違いはあれど、美容師がやらなきゃいけないことはこれくらいしかなく、この一つ一つをどんなレベルでやっているか?で美容師やそのお店のレベルが決まります。

 

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だから我々は、お店の空気がデザインよりになって、お客様の対応や、サロンの細かい掃除とかが行き届いていない時は、「掃除もできないお店なら、雑誌になんか出るな!」とか逆にいい状態で、サロンが運営されてれば、「ぬるま湯につかってるんじゃねーよ!」「もっと攻めないと!」とかだいたい3ヶ月くらいの周期で、あっちを言ったり、こっちを言ったり。

そうやって僕達が大声を出すのも、すでに恒例行事になってますが・・・

 

だから今も、チーフやディレクターは大変です。

自分自身のこと、チームのこと、撮影や講習、お店全体のことなどなど。

30歳前後の、美容師として一番あぶらががのっている時なんだから、本当は自分のことだけに、一生懸命できればいいのかもしれないけど、結果の見えにくいことほど、努力が報われない気がするものだけど、だから遠回りに思えるかもしれないけど・・・実は絶対近道だから。

 

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お店もまったくおんなじで、そのバランスを取っていくことがとても大切だと思う。

2月の出店やこれから迎える12月の対策、年明けに決まったGARDENカタログ撮影、その他盛りだくさん。

でも一つ一つ大事に全力でやって、普段の当たり前のなかなか結果の見えにくいところ、地味なこともしっかりやって、こんな大変な時だからこそ終わったときに、気がついてみたら、「けっこう成長できたよね!」そう感じるはずだから。

 

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その積み重ねがいつか大きな答えになるから。

そうやって螺旋階段のように同じことをいつまでも、ぐるぐるまわりながら、スパイラルのように上昇して下さい。

それしか一人一人が、GARDENが成長していく方法はないんですから・・・