『プロフェッショナル』とはどういうことでしょう?
スタッフ一人一人のクオリティーが上がってきた今、それだけでいいのでしょうか?
GARDENでは初めてご来店頂いたお客様に、アンケートにお答え頂いています。
その中で多いご意見は、「電話の対応がよかった」「スタッフの感じがよかった」
「人が多くても、混雑した感じがなかった」・・・
なかなか厳しいご意見というのは、お客様も言いにくく伝えて頂けないのですが、
これを見ても判るように、デザインや技術の事に関してのご意見はあまり聞かれません。
というか、デザインに関しては「良くて当たり前」、技術に関しても「上手くて当たり前」と思っていらっしゃいます。
「技術は上手くて当たり前」と、どの美容室の方もおっしゃりますが、そのレベルは様々です。
まずはサロンを出られる時も、帰っていらっしゃる時も、笑顔で、そして『素敵』にして差し上げて、初めて合格点と言えます。
そうすると、とりあえずは多くのお客様に『ご来店』いただけます。
お客様が少ないと言う事は、まずは技術面での合格点を頂けていないと言う事です。
とりあえずの合格点を頂いたGARDENが、次にしなければいけない事は、先程も出た通り、「上手くて当たり前」なことではなく、お客様の目線から心地良い環境創り。
それは、美容師目線の技術や環境ではなく・・・
技術者である我々は、ついついここを疎かにしがちです。
「高い技術を提供するために!」というキーワードが、得てして「美容師よがり」になりがちです。
かといってこう言うと、「サービス」という言葉がすぐに出てきます。
「お客様が望むのなら何でもしてあげる!」、それこそ技術なんていいから
「お客様の靴の裏まで舐めなさい!」的な・・・
極端かもしれませんが、今までの美容室はこのどちらかしかありませんでした。
そして何年かのサイクルで、片方が持て囃され業界全体がそっちに傾く・・・
また何年かすると反対側へ・・・だからまだこの業界には『ブランド』は
ないんだと思います。
さらにさらに続く・・・