誰でもそうだけどなかなか自分がやってる事を、客観視できないんだよね。
自分の場合はなるべく水晶珠のなかにいる自分を見て、今やってることがどういう事か?を考えようとしてる感じ。(仕事での決断の時だけかもしれないけど)(笑)
どうしても自分がその中に入り込んで集中しちゃうと、全体が見えなくなって結局何をしたいかが解らなくなりやすい。
例えばGARDENでは、「どんなに忙しくてもフロントから一人フロアマネージャーにたてなさい」って言っていて、それは受付やお会計に数人が殺到してしまいうと必ずお客様をお待たせしてしまい、その順番とかを把握してないとお客様にすごく迷惑がかかるから。
受付を済ませてカウンセリングやシャンプーを待ってる時だって、きちんと自分に気付いてくれてて、同じ待たせてしまうにしても一声かけてもらうだけで、だいぶ気分は違うはず。
だけどどうしても忙しくなると、自分が受付やお会計に入ってしまい、結果的に誰もその状態を把握できなくなり、それどころか最近では、フロアに立つ事さえもしなくなってしまってる。
それは人がいないとか忙しいからとかが本当の理由じゃなくて、「お客様にとって何が大切か?」が解ってなくて、だから当然優先順位が違ってしまってる。
だって本当にそう思ってれば改善しようとするからね。
お店もスタイリスト個人も同じで、常に俯瞰でモノを見て、自分のやってることや集中してる事を客観視する事。
売れっ子スタイリストさんはやっぱりその辺のバランスが良くて、全体量や目的に対して、やるべき事の配分と優先順位をちゃんと考えてて、仕組みも作るけど、それ以上にリズムや空気や雰囲気も作り、お客様に合わせるというよりお客様を巻き込むのが上手。
お店もそれと全く一緒で、リーダーが目的や全体量を把握して、最終的にはそんな「巻き込む空気」を作らないとだめなんだよね。
ちょっといい空気も流れてきてるけど、問題はまだまだ山積みです。
「8年間かけてわからなかったことが、この一ヶ月でわかりました」なんてオサ店が言ってたけど・・・まだまだだネ(笑)